#mslearn 2021年Microsoft Learnアップデートまとめ2 - 資格更新
この記事はMicrosoft Learn Advent Calendar 2021の24日目の記事です。
Microsoft Learnの今年最大のアップデートは何といっても資格更新が行えるようになったことです!
しかも更新は無料!
ちょうど期限切れになりそうな資格があったので、更新してみました。
資格取得時の有効期限は2年間ですが、更新すると有効期限が1年延長されます。
事前準備
公式サイトにあるように、まずはMicrosoft Learnのプロファイルと、認定資格プロファイル(MCP ID)の紐づけを実施します*1
更新試験の受験
Microsoft Learnのプロファイルの「認定資格」から、更新したい資格の「更新ボタン」クリックします。
更新用の専用ページが開くので、「更新評価を受ける」をクリックすると、試験が開始されます。
不合格だった場合
更新の基準点に達しない場合でも、24時間以上あければ何度でも挑戦することができます。本試験と同様、各分野ごとに得点率がわかります*2
弱点分野については、復習用のLearnコレクションを生成してくれます。これは相当いいサービスなので、ぜひ初回受験の時からやって欲しいですね
作成したコレクションはLearnのプロファイルに保存されるので、何度でも復習することができます。
合格後
弱点分野を復習しつつ、再度受験して合格しました。
プロファイルページでも、合格したことが確認できます。
感想
ブログのネタに軽い気持ちで受験してみましたが、意外に忘れていたり新規の内容があったりして、初回はネタ抜き落ちました...
そのおかげで(?)コレクションを自動生成してくれる機能に気づけたのはよかったです。
ベンダーの資格試験は、ある時点でのベストプラクティスを問う内容になりがちで陳腐化しやすく、学習を続けて、資格更新することが不可避です。
今回、学習と試験更新を1つのサイトで完結できるようになったのは、そんなベンダー資格のありかたの1つの到達点かなと思います。
#mslearn 2021年Microsoft Learnアップデートまとめ1 - コレクション機能の進化
この記事はMicrosoft Learn Advent Calendar 2021の1日目の記事です。
2019年に発表されたコレクション機能も2周年。地味ながらも着実に改善され続けています。
当初はいわゆるLearnのモジュールをまとめることしかできませんでしたが、機能拡張の結果、いろいろなものをコレクションに追加できるようになっています。
今回は、そんな新しく追加できるようになったものでコレクションを作成してみました。コレクション活用の参考になれば幸いです。
追加できるようになったもの 1 公式ドキュメント
冒頭のコレクションの発表アナウンスをはじめ、公式docsのお気に入り機能として、コレクションが指定できるようになっています。
右上の保存ボタンから、コレクションに保存できます。他のコンテンツの保存方法も同様です。
プロジェクトの参考資料集作ったり、新規メンバーのための基礎トレーニング資料共有に重宝しています。
追加できるようになったもの 2 Learnのラーニングパス
個別のコンテンツをまとめた、Learnのラーニングパスも、コレクションに追加できるようになっています。
資格試験の勉強用に、関連のラーニングパスをまとめてコレクションに入れています。
追加できるようになったもの 3 動画(Channel 9)
Channel 9 がMicrosoft Learnに統合されたので*1、動画コンテンツもコレクションに追加できるようになりました。
現在英語コンテンツしかなさそうですが、そのうち日本語の動画コンテンツも公開される...かも?
アドベンドカレンダー参加募集中です!!
- 今年学習してよかったおすすめコンテンツ集
- 年末年始これやります!コレクション
- Microsoft Learnおすすめの使い方、使ってみた
- などなど
コレクション単体でもブログ記事でもOK!ぜひご参加ください!!
AZ-900模擬問題集をリリースしました!
UdemyでAZ-900も模擬問題集を公開しました!
問題集概要
最新の試験範囲の改訂に合わせて、随時更新します。
AZ-900の受験者はクラウド サービスの基礎知識と、それらのサービスがMicrosoft Azureでどのように提供されるかを理解している必要があります。この試験は、クラウドベースのソリューションやサービスを使い始めたばかりの方や、Azure の初心者の方を対象としています。
対象受講者
AZ-900の受験者はもちろん、クラウドサービスやAzureの基礎を勉強した方に、力試しで受験していただければと思います。
出題範囲(2020年11月9日版)
- クラウドの概念について説明する (20〜25%)
- Azure のコアサービスについて説明する (15〜20%)
- Azureのコアソリューションと管理ツールについて説明する (10〜15%)
- セキュリティ全般およびネットワークセキュリティに関する機能について説明する (10〜15%)
- ID、ガバナンス、コンプライアンス機能について説明する (20〜25%)
- Azure コスト管理およびサービス レベル アグリーメントについて説明する (10〜15%)
出題形式
本模擬問題集では、以下の問題形式に対応しています。
- 選択問題
- 正誤問題
- 文章修正
また、回答を覚えてしまうのを防ぐため、出題順はランダムに設定してあります。
終わりに
AZ-900の更新に合わせて更新します。*1
まだ受験するつもりはなくても、とりあえず購入しておけば、最新のバージョンで学習できると思います。
また、今後は他のAzure資格も作成する予定です。励みになるので、受講された方はレビューをいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします!
*1:最近のAzure系資格の更新は激しいので、頑張って追従します。
Microsoft Learn Advent Calendar 2020を開催します!#mslearn
概要
今年もアドベンドカレンダーの季節が近づいてきました! Microsoft LearnコレクションやMicrosoft Learnをテーマにしたブログ記事をぜひ投稿してください!
Microsoft Learnコレクションとは?
シンプルに言うならば、共有可能な進捗管理機能付きブックマークです。
例えば、次のような用途に使えます。
- 新人研修用の資料
- 資格対策の学習
- ハンズオン資料
コレクションの概要や作成方法は、以下の動画に詳しいです。
どんなコレクションを作成すればいいの?
テーマ・内容の縛りはありません。モジュール数の縛りもありません。既存コレクションの投稿もOKです。
例えば、次のようなコレクションを作成するのはどうでしょうか?
- 特定のサービスについてのコレクション
- 資格対策用コレクション
- 取り組んでよかったモジュールコレクション
- これから勉強したいテクノロジーのコレクション
コレクション内のモジュールは、順番を並べ替えることが可能です。 執筆時点で1997(前年比+1241)のモジュールあるので*1、任意の2個のモジュールを含むコレクションは約200万通り、任意の10個のモジュールを含むコレクションは
2.7×1026通り作成可能です!
下手したら宇宙全体の星の数より多いですね。被りの心配ほぼゼロです。安心して投稿してください。
*1:英語版のみのモジュールを含む
AZ-104対策本「速習 Azure Administrator」を出版しました! #Azure
「速習 Azure Administrator」を5/29に出版しました!
速習Azure Administrator (技術の泉シリーズ(NextPublishing))
- 作者:土田 晃令
- 発売日: 2020/05/29
- メディア: Kindle版
速習Azure Administratorとは
「速習 Azure Administrator」は、AZ-104を受験したいと考えている、Azure初級者~中級者向けの本です。技術書典7とBOOTHで頒布したAZ-103版の「Azure Administrator」を内容を大幅に更新し、AZ-104版として商業化しました。
公式が発表しているSkills Measured(出題項目)の内容をベースに構成されており、Azure管理者に必要な基礎知識を短期間で学習できます。
AZ-104対応
本書は元々2020年2月ごろの出版が計画されていたのですが、AZ-103の廃止およびAZ-104への移行が発表されたため*1、AZ-104対応版として出版することにしました。
…何…だと…
— Akiyoshi Tsuchida@Azure管理者本5/29発売! (@__akiyoshi__) 2020年1月25日
Az-103 → Az-104
Az-300 → Az-303
Az-301 → Az-304https://t.co/USxmsb3fDz
具体的には、第4章(App Serviceとコンテナ)を新規に書き下ろしたり、範囲外となった機能(Azure AD PIMやTrafic Manager等)の記述は削除したりしました。
また、AzureポータルのUIの変更に合わせて、全手順のキャプチャを更新しました*2。
表紙イラスト
「実践Terraform」でおなじみ(?)のはこしろさんに描いていただきました!
同人版の表紙をベースに、「Azureなので、青み多めで」くらいの雑な注文でめっちゃかっこよく仕上げていただけました。
AWS/Azure/GCPで、はこしろさんシリーズを本棚に揃えたいので、GCP本を執筆予定の方、ぜひはこしろ工房へご依頼ください。
プレスリリース
*1:https://www.microsoft.com/en-us/learning/community-blog-post.aspx?BlogId=8&Id=375290
*2:これが一番手間でした。公式ドキュメントのメンテナンス担当者の気持ちが少しわかるようになった気がする...
第11回Microsoft Learnもくもく会を開催しましたレポ #mslearn
イベント情報
開催日: 2020/01/25
日時:13:00-17:00
参加人数:19人
感想
今回でもくもく会を主催し続けて1年になりました。初回に比べて、参加者も増えて会場も広くなりました。今後も*1続けていきたいと思います。
同時開催
今回は初の試みとして、全国のもくもく会と同時開催しました。
関西
名古屋
札幌
(同時開催が決まった順)
もともとは、関西での開催が同日になりそうだという話から、あれよあれよと4カ所同時開催まで増えました。
個人的には「すごく1周年っぽい」くらいの気持ちで、気軽にOKしたのですが、同時開催してよかったなと思っています。
SlackやTwitterがいつもより盛り上がっていたように感じました。
突発的に決めた会場間の接続だけは、あまり成功したとは言えなかったのが、個人的な反省点です。
参加者の声
- 楽しかったです!各拠点参加したいです!
- 勉強する環境ときっかけをいただきありがとうございました。 → IgniteTheTour→Learn の流れはきっかけづくりに最適ですね。
- 学習環境としては非常に快適です。今回は、ネットワーク接続やリモート会議など準備不足なのが惜しかったです。
#mslearn のもくもく会にお邪魔しました。
— zinjin (@zinjincom) January 25, 2020
今回体験してみて感じたこと:
・わかりやすい資料
・復習が必要な個所が詳らかにわかってよかった
・分厚い参考書より勉強に取り組みやすいと感じた
→特に動画など。
今回をきっかけに自学自習を進めたいと思います。
ありがとうございました。 https://t.co/mDTuvrsMYZ
#MSLearn 楽しかった。確定申告ほっぽり出して、参加して良かったなあ。てか完全にもくもくしてなかったのが良かったです。
— Masaki Suzuki@フリーランスクラウドエンジニア (@makky12) January 25, 2020
次回の予定
次回は2/22(土)開催の予定です。
大阪版は明日1/27(月)に開催予定です!
アンケート結果
*1:Microsoft Learnが縮小されるまで
Microsoft Learnコレクション Advent Calendar 2019 を開催します!#mslearn
開催経緯
ノリと勢いで突発開催です!コレクションをみんなでシェアできる場となることを目指しています。
開催経緯は以下の記事に詳しいです。
勢いで始めたとはいえ、カレンダーがスカスカだと悲しいので、
参加者を絶賛募集中です!
Microsoft Learnコレクションとは?
シンプルに言うならば、共有可能な進捗管理機能付きブックマークです。
例えば、次のような用途に使えます。
- 新人研修用の資料
- 資格対策の学習
- ハンズオン資料
コレクションの概要や作成方法は、以下の公式ドキュメントに詳しいです。
どんなコレクションを作成すればいいの?
テーマ・内容の縛りはありません。モジュール数の縛りもありません。既存コレクションの投稿もOKです。
例えば、次のようなコレクションを作成するのはどうでしょうか?
- 特定のサービスについてのコレクション
- 資格対策用コレクション
- 取り組んでよかったモジュールコレクション
- これから勉強したいテクノロジーのコレクション
コレクション内のモジュールは、順番を並べ替えることが可能です。
執筆時点で756のモジュールあるので*1、任意の2個のモジュールを含むコレクションは約57万通り、任意の10個のモジュールを含むコレクションは
5穣=5京×1兆通り作成可能です!
被りの心配ほぼゼロです。安心して投稿してください。
*1:英語版のみのモジュールを含む